パンがなければ

営業職に転職したばかりの読書好き20代社会人がただ思ったことを綴ってます。

緋の稜線という漫画が素晴らしい

 

 

昭和元年に生まれ昭和を生き抜いた女性の物語『緋の稜線』

 


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この漫画は母親が持っており、初めて読んだのは小学生か中学生だったと思います。

 

それから何度か読んでいるのですが最近また読み返しています。

 

今回再読してみて感じたのはやっぱり出てくる女性がみんなかっこいい!ということです。

 

主人公の瞳子はもちろん姉の寿々子も義妹の和音も本当に強くてかっこいいんです。

 それは初読の時から感じていたのですが、自分が働く歳になって更にそのかっこよさを感じています。

 

※以下うっすらネタバレを含みます

 

 

瞳子は百貨店の経営、寿々子は戦前は思想に生き、戦後は新聞記者からのヤクザの嫁、和音は女優となります。

 

「自分の生きた証を残したい、世の中に影響を与えることがしたい」「自分の人生は自分で決めます」といった発言からも、この時代の女の人としてはすごく先進的な考えを持っていたのではないかと思います。

 

私はいつか起業できたらとも思っているので、特に瞳子に憧れるのですが、その瞳子が夫のいない中百貨店を再建しようと奮闘する様が本当にかっこいいと思います。

 彼女のようにバリバリ働いて結果も残していけるように頑張りたいです。

 

仕事のことだけではなく家庭問題も描かれているので、きっとまたもう少し歳をとって読んだら感想も変わるのかなと思います。

またこの家庭事情もなかなかハードなので興味のある方はぜひ一読してみてください。

 

現在マンガアプリ『ピッコマ』で1日1話ずつ116話まで無料で読めます。

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